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レシートの山、もう手入力しない ― スマホで撮ってAIにExcel/スプレッドシートへまとめてもらう

小口の経費や活動費のレシート・領収書。あとでまとめて Excelやスプレッドシートに手入力——この地味な作業、けっこう大変ですよね。数字を打ち間違えたり、枚数が多いとそれだけで一日仕事になったり。

今回は、その手入力を スマホとAIでまるごと省く ワザです。やることは「撮る → AIに渡す → 貼り付ける」の3ステップだけ。さっそくAIに聞いてみました。

🙂

レシートの中身をExcelに打ち込むの、地味に大変で……。写真から自動で表にできたりしない?

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できますよ! スマホでレシートを撮って、その画像を私(AI)に渡してください。「日付・店名・金額を表にして」とお願いすれば、ExcelやGoogleスプレッドシートにそのまま貼れる形で書き出します。何枚かまとめてでもOKです。

スマホでレシートを撮り、AIが読み取り、表に貼り付ける3ステップの流れ図
▲ やることは「撮る → AIが読み取る → 表に貼る」の3ステップ

やってみよう

  1. 撮る … レシートをスマホで撮影します(コツ=しわを伸ばす・全体を入れる・明るい場所で・1枚ずつ)。
  2. PCへ送る … AirDrop、Googleフォト、自分宛メールなど、いつもの方法でPCへ。(※スマホのAIアプリで完結させてもOK)
  3. AIに頼む … お使いのAI(ChatGPT・Claude・Gemini など)に画像を貼り付けて、こうお願いします。
AIへの頼み方の例 この画像はレシートです。日付・店名・品目・金額を読み取って、表計算ソフトに貼り付けられるよう タブ区切りの表 にしてください。
  1. 貼り付ける … AIが出した表をコピーして、ExcelやGoogleスプレッドシートのセルを選び、貼り付けます。
AIがレシートから作った表の例。日付・店名・品目・金額の3行と合計行
▲ こんな表になって出てきます(AIの出力例)。あとは表計算ソフトに貼るだけ
  1. 見直す … 金額・日付が原本と合っているか確認します(AIはたまに数字を読み間違えます)。

貼り付け方(Excel/Googleスプレッドシート 共通)

「タブ区切り」で書き出してもらうと、貼り付けたときに自動で列が分かれるのがポイントです。

  • Excel … 貼り付けたい先のセルをクリックして CtrlV(Mac は ⌘ CommandV)。日付・店名・金額がそれぞれの列に入ります。
  • Googleスプレッドシート … 同じくセルを選んで CtrlV(Mac は ⌘ CommandV)。もし列が分かれないときは、メニューの 「データ」→「テキストを列に分割」 で直せます。

追記していくとき は、すでにある表の いちばん下の空いているセル を選んで貼り付ければOK。月が変わってもどんどん下に足していけます。

追記していくと、集計までできる

表がたまってきたら、そのまま続けてAIにお願いできます。

🙂

10枚分たまったんだけど、合計とか月ごとの集計もできる?

🤖

もちろんです。「合計を出して」「月ごとにまとめて」「品目ごとに分けて」とお願いすれば、集計した表にします。Excelやスプレッドシートの合計の数式(SUM)を教えてもらうこともできますよ。

気をつけたいこと

便利なぶん、福祉の現場では次の3つに気をつけてください。

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①個人情報・機微な情報は送らない:レシートには、氏名・通院先(医療機関名)・カード番号の一部などが写ることがあります。とくに 利用者さんの預り金や医療のレシートを、そのままクラウドのAIに渡すのは避けてください。写っている名前などは隠してから使いましょう。

  • ②数字は必ず原本と照らし合わせる … 金額や日付の読み間違いは会計では致命的です。合計が合うかもチェックを。
  • ③原本は捨てない … 税務や監査では紙の原本(レシート・領収書)の保管が必要です。AIで表にしても、原本はきちんと残しておきましょう。

メモ: これはあくまで「小口の経費メモ・家計簿・下書き」を楽にするための便利ワザです。正式な会計処理や預り金の管理は、これまでどおりの手順・システムで行ってください。

もっと先へ ― “全自動”にする(中級者向け・参考)

ここまでは「撮る → AIに頼む → 貼る」の手作業でした。慣れてきた方向けに、この一連を“ほぼ全自動”にする道もあります。イメージは——

決まったフォルダにレシート写真を入れておくだけで、スプレッドシートに勝手に追記されていく。

人の手はほぼゼロ。毎月たまるレシートを、放り込むだけで表になっていく世界です。

中級者向け・参考 ここは設定に少し知識がいる上級ワザです。「こんな世界もある」という方向性の紹介として読んでください。まずは基本編(手作業)だけでも十分に便利です。

代表的なやり方は、次の3つです。

  • ① GAS(Google Apps Script)+ AI … Googleスプレッドシートに無料で付いている“自動化のしくみ”。Googleドライブの決まったフォルダを見張って、新しいレシート画像を見つけたらAI(Gemini など)に読み取らせ、スプレッドシートへ自動で1行追加。時間を決めて自動実行(トリガー)もできます。
  • ② AIの「スキル/エージェント」機能 … ChatGPTの「GPTs」や、AIエージェント、Claudeの「スキル」のように、“いつもの頼み方”をAIに覚えさせて、ワンタッチで同じ処理をさせるしくみ。
  • ③ ノーコード連携(Zapier・Make など) … 「メールにレシートを送る → AIが抽出 → スプレッドシートに追記」を、プログラミングなしで“線でつなぐ”ツール。
🙂

GASって、なんだか難しそう……。

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最初はとっつきにくいですが、「Googleが用意した“自動化のメモ帳”」くらいの感覚でOK。やりたいことを私(AI)に説明すれば、GASのコードもいっしょに作れます。小さく試して、動いたら少しずつ育てるのがコツですよ。

とても大事な注意: 自動化は便利なぶん、個人情報がうっかり外部へ流れる危険もぐっと上がります。自動で送られるので、利用者さんの氏名や医療情報を含むレシートまで巻き込まないよう、対象フォルダは「個人情報を含まないものだけ」に限定してください。APIキーや費用の管理も必要になるので、導入は詳しい人と一緒に、小さく始めるのが安心です。

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この「全自動化」編は、いつか回を改めて、実際の作り方(GASの手順など)までじっくり記事にする予定です。お楽しみに!


「基本編を試したら次は自動化も」——そんなふうに、無理なく一歩ずつ。「こんなこと、パソコンやAIでできる?」というギモンや、「うちでも自動化を試したい」という相談があれば、お問い合わせフォームからぜひ教えてください。次の「教えてAIさん」で取り上げるかもしれません。

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