親なき後
遺すのは、お金ではない。
お金より、遺すべきものがある
「親がいなくなったら、この子のことを一番に考えてくれるのは誰だろう」——障がいのある子をもつ親にとって、これは切実な問いです。
多くの場合、その備えとしてまず「お金」が考えられます。けれどもわたしたちは、お金を遺すことが必ずしも本人の幸せにつながるとは限らない、と考えています。 本当に必要なのは、親や家族が長い年月をかけて積み重ねてきた「我が子を守るための知恵」——どんなときに不安になるのか、何を大切にしているのか、誰が支えてくれるのか——そうした暗黙知を、言葉にして遺すことです。
nest がめざすのは、その知恵と、支援者たちの経験を持ち寄り、親なき後も本人の暮らしを支え続けられる「仕組み」をつくることです。
人と人とで、支え合う
「nestくらしサポートネット」は、本人と家族、そして支援者がゆるやかにつながり、互いの経験を持ち寄って支え合うための取り組みです。 ひとつの家族だけで抱え込むのではなく、地域のネットワークとして本人の暮らしを見守っていく——その土台づくりを続けています。
知恵を、引き継げる形に
わたしたちは、親や支援者が蓄積してきた知恵を、特定の誰かの記憶だけに頼らず、支援に関わる人たちみんなで引き継いでいけるようにする仕組みづくりに取り組んでいます。
本人の医療・生活の情報、大切にしていること、緊急時に気をつけること、支えてくれる人のつながり——こうした情報を整理して残し、必要なときに必要な人へ確実に引き継げる形にする。 それが、親なき後も途切れない支援を実現するための、nest 発の挑戦です。
その一部は、どなたでも今日から使える無料のテンプレートとして公開しています。専用システムがなくても、ご家庭や支援の現場ですぐに始められます。
※ この仕組みは現在開発中です。実際の利用者・ご家族の情報を本ウェブサイト上で扱うことはありません。
知恵と仕組みを、分かち合う
nestがこれまでに積み重ねてきた資料・しくみ・研修を、
どなたでも無償でご活用いただけます。