【追記(2026-08-11)】 この記事でご紹介したご家族向けの問い集は、いま作り直しています(いったん非公開にしています)。 障がいのあるお子さんをもつ若い親御さんが、これから我が子の歴史を作り上げていくためのものとして、あらためてご用意する予定です。
支援者の方向けには、この問い集を土台にした 支援者のための記録ガイド(計画相談支援の担当者・意思決定支援に関わる方向け)を公開しています。 新しい面談枠を作らず、初回・モニタリング・担当者会議といったすでにある場面に問いを配る構成です。 あわせて ツール・しくみ もご覧ください。
以下は、公開当時(2026-08-07)の記事です。
親なき後のページに、家族聴き取りガイドを公開しました。親御さんが長い年月をかけて積み上げてきた「我が子を守る知恵」を、ことばにするための問い集です。
その知恵は、たいてい書き残されません。頭の中にあるうちは、書く必要がないからです。けれど書き残さなければ、それはその人と一緒に消えてしまいます。「もっと聞いておけばよかった」と気づくのは、たいてい聞けなくなってからです。
まずは、3つだけ
7つのまとまりに約50の問いを並べましたが、全部に答えていただく必要はありません。最初のページに置いたのは、この3つです。
- 絶対に、やってはいけないことは何ですか。
- パニックになったとき、どうすると落ち着きますか。
- もしものとき、いちばん先に連絡すべき人は誰ですか。
この3つが書けていれば、明日はじめて会う支援者でも、その人を守れます。ここまでで一度やめても大丈夫です。続きは、また来年でかまいません。
ご家族にも、支援者にも
もとは、nestが支援の現場で使っている聴き取りの手引きでした。今回それを、ご家族がご自分に問いかける形でも読めるように書き直しています。相談支援専門員の方は、これまでどおり面談の手引きとしてお使いください。
- 「これだけは、覚えていてほしい」——やってはいけないこと、うまくいく関わり方
- 「私がやっている、名前のない仕事」——朝起きてから夜寝るまで、親が担っていることの棚卸し
- 「もしものとき、誰に」——頼れる人と、かかりつけの医療機関
向き合いにくい問いも、正直に混ざっています。答えられないところは、飛ばしてください。
印刷して、面談に持っていけます
ページの後半に、聴き取りチェックリストを置きました。ボタンひとつでその部分だけを印刷できます。書き込み用の記入シート(PDF・A4 2ページ)も用意しましたので、こちらを印刷して使っていただくこともできます。
支援者の方には、面談の設計(4回+補足回の組み立て)・事前準備・記録フォーマット・迷ったときの5つの拠りどころを、あわせて公開しています。もとになった業務マニュアル(Word版)もそのままダウンロードできますので、法人内の研修や様式づくりの下敷きにお使いください。いずれも無料で、複製・配布も自由です。
書き留めたあとの残し方も、あわせてご案内しています。紙のまま手元に置く、無料アプリで手元のパソコンに残す、支援チームで共有する——ご事情に合う方法をお選びいただけます。
問い集を読む:家族聴き取りガイド(作り直しのため、現在非公開です)記入シート・業務マニュアル(原典)のダウンロード(同上)- 支援者の方はこちら:支援者のための記録ガイド
- ほかのしくみもあわせて:ツール・しくみ
「何から聞けばいいかわからない」「うまく言葉にできない」というときこそ、お気軽にご相談ください。一緒に整理するところから、お手伝いします。